・型染めあそびの使い方
・制作見本
・道具材料の購入先
・型染めあそびとは
・お客様の作品ギャラリー
まずはお手持ちの水彩絵の具で身近な紙小物を染めてみるのが一番気軽な遊び方。
封筒やメッセージカードなど、季節に合わせて色や柄を選んだりするのも楽しい時間ですね。
送る相手に真心が伝わります。
[紙におすすめの画材]
・顔彩(固形水彩絵の具)
・水彩絵の具
・スタンプインク
・カラーインク
◎どれもすり込み刷毛を使うとくっきり染まります。ステンシル用のスポンジスティックのような物を使うとややふんわり染まります。
◎スタンプインクは水分の調整が要らないので滲む失敗が少なく、ぶきっちょさんにおすすめ(^^)
◎一部のスタンプインクは耐水性ですがほとんどは耐水性ではないため、製作後の作品の水濡れにご注意ください。
少し慣れてきたら身の回りの小物やファッションにも型染めでオリジナリティを出してみませんか。
ハンカチや半衿など、手間をかけると自然と愛着が湧いてきます。
[布におすすめの画材・染料]
・布用スタンプインク
・布用絵の具 SEIWA ファブリエ
◎アクリル系絵の具は水彩絵の具に比べると型紙から落ちにくいため、使用後は放置せず必ず早めに洗いましょう。洗い方は紙を染めた時と同じです。ページ上部の動画を参考に。
◎紙を染める時とは違い、刷毛は小さな円を描くようにくるくる回すだけでなく、上から軽く叩くように動かして染めます。
◎染料によっては、対応する布の種類が限定されたり、逆に布以外の革や木製品などに使えるものもあります。
作りたいものに合わせて染料を選ぶ、または買った染料に合わせて染める素材を選んで下さい。
色褪せしない染め物はありません。
でもせっかくなので完成した作品はできるだけ長く使って楽しみたいですよね。
1.すり込み刷毛
画材店や大きめの文房具店では取り扱ってることが多いです。ネット検索すると意外とたくさんみつかります。型屋2110で使用しているのは伊勢型紙材料店の伊勢型紙おおすぎの刷毛(2号・3号)です。
※伊勢型紙おおすぎでは、すり込み刷毛の他にも紙を染める顔彩や、ご自身のオリジナルデザインで型紙を作りたい方への無地の渋紙やカッターとマットなど、伊勢型紙を体験するために必要な物が何でも揃います。
2.顔彩・スタンプインク・カラーインク
文具店や画材店、手芸用品店などで取扱っています。
カラーインクは店頭にはない事がままありますがネットでは購入できるようです。
3.模様を染めるアイテム
◎気軽に練習するなら100円ショップの和紙はがきやポチ袋がおすすめ☆
◎プレゼントするなら少しこだわったものを。
無印良品では無地のノートやレターセット、ハンカチやT シャツなどシンプルなアイテムが多いので模様を染めるのにぴったり。私もよく使わせて頂いています。
◎カードなどのペーパーアイテムは紙によって驚くほど雰囲気が変わります!
少し大きめの文房具店や紙の専門店があれば最高です。ただし和紙系の紙はにじみやすいもの、毛羽立ちやすいものがありますのでたくさん購入される際はご注意ください。
[ 型染めに向いていないもの ]
プラスチックや塗装済みの木材、ガラスなど、水を吸い込まず水を弾くような材質のものには型染めできません。
[ その他知っておくと便利なこと ]
・伊勢型紙は彫刻前に刃の滑りを良くする為、渋紙に軽く食用油を塗ります。同封の染め見本紙に油じみができますが、染めには影響はありません。保管の際は、油がつくと困る物と一緒にされないようご注意下さい。
・型紙には表裏があります。少しザラザラで、柿渋を塗った刷毛の跡がはっきりついている面が裏側です。どちらも使えますが、表からのほうが刷毛の滑りが良く使いやすいです。
「型染めあそび」は小さな伊勢型紙。
着物や印伝、
お家で気軽に伝統工芸と触れ合ってもらいたい。
と、制作しています。